【20週目】3回目の検査

前回、2回目の超音波検査をしてから、14週目で夫が遺伝子検査を受けて、15週目で私の追加の遺伝子検査とオフィスで初めて先生の診察を受けて、今回は3回目の超音波検査でした。

夫の遺伝子検査は、私の遺伝子検査でいくつかの遺伝子に変異が見つかったので、夫も同じ変異がないかを確認するため。

私の追加の遺伝子検査は、家族に既往歴がないということで、前回の検査ではX染色体の変異が含まれていなかったようで(既往歴がないとなぜX染色体の変異を調べないのかの理屈はまだわかっていない…)、でも赤ちゃんは男の子となると、性染色体はXYなので、もし私のX染色体に変異があったら、1/2の確率でそれを引き継いで病気を発症する可能性が充分にあると考え、追加でお願いしました。

オフィスでの診察は、赤ちゃんの心音の確認をしました。

さて、今回3回目の超音波検査では、いつもよりも大きい病院でより詳しく赤ちゃんの状態を調べました。詳しくは、以下の通りです。

超音波検査

経膣と経腹の両方から、赤ちゃんを様々な角度から調べて、写真を撮影し、様々な長さを計測しました。血液の流れも確認しました。あまりに数多く撮影していたので、正直何を目的として何を調べたのか、わかっていませんが、とりあえず異常がないかどうかの確認でした。

今回、気になった結果としては以下です。

  • 赤ちゃんの体重:一体どうやって計測しているのかは不明ですが、369gで、いたって順調とのことでした。
  • 胎盤の位置:胎盤の位置を確認したところ、子宮口から1.4cmのところにある前置胎盤(Placenta previa)と言われました。2cm以上離れると(いわゆる低置胎盤)経膣分娩が可能ということで、これから子宮が大きくなるにつれて上に上がるだろうから様子見と言われました。ただ、こちらのサイトを見ると、20-23週で前置胎盤と診断された人の66%が最終的には改善傾向が見られたということで、意外に低い数値だな、とちょっと心配です。ピル服用をやめてからずっと生理が来ていなかった中での妊娠だったので、おそらく子宮内膜が薄く、下の方で着床してしまったのかなと予想しています。また、胎盤の位置が低いので、性交渉時はあまり激しくしないようにと言われました。また、出血が見られたらすぐ連絡するようにと。
    *翌日、担当の産婦人科の先生とお話したところ、子宮口から1.1cm離れていれば経膣分娩可能とのことでした。また、週数が経てば問題ないでしょうとも言われました。
  • 子宮頸管長(Cervical canal):こちらは切迫早産の疑いがないかどうかを確認するためのものだと思いますが、20-24週くらいが気をつけないといけない時期なようで、今回は4.3cmと特に問題ありませんでした。4週間後にまた超音波検査をするので、その時にもまたこの長さを確認することになるかと思います。切迫早産は、子宮の痛みが伴いますが、中にはまったく自覚症状がない子宮頸管無力症というものがあり、1日で一気に子宮頸管が短くなって流産・早産を引き起こすケースもあるようで、恐ろしいことです。。
    *翌日、担当の産婦人科の先生とお話したところ、20週の時点でちゃんと長さがあり、既往歴などの問題がなければ、以降は子宮頸管の長さを確認することはないそうです。
  • エコー源性心臓内焦点(Echogenic intracardiac focus):なかなか難しい名前ですが、赤ちゃんの心臓に明るい点が見えたようで、ダウン症の判定に用いる13ほどの要素のうちの1つだそうです。ただ私の場合、遺伝子検査でほぼ問題ないと診断されたことと、他の要素には問題がなかったこと、またこの症状はアジア人では頻繁に観察されるということを踏まえて問題ないだろうとのことでした。

今回は、経膣の検査はほんの少しで、ほとんど経腹だったので、前回のような詳細な赤ちゃんの写真はとれませんでしたが、なんとなく顔つきが見えて、ほんの少し実感が湧きました。目は閉じていてよくわかりませんが、鼻と口が夫にそっくりでちょっと笑えます。また、確実の男の子であるとの判定も受けました笑

 

以上、詳細な超音波検査を受けて、とりあえずは大きな問題がなさそうでほっとしました。胎盤の位置だけ、また様子を見ていきたいと思います。

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まり
アメリカで2人の男の子を出産後、本帰国した30代。帰国後は4匹のコリーと子育て中。アメリカ・日本での妊娠・出産にまつわる情報を発信中。 好きなものは、犬・ミステリー小説・タイムトラベルもの。