アメリカで無痛分娩で出産!番外編①:入院時に必要なものリスト

アメリカでの出産を通じて、実際に必要だったもの、またそうでなかったものについてまとめてみました。

陣痛バッグ

陣痛が来てから病院に行って出産するまでの間、すぐに取り出せるようにしておきたい荷物を陣痛バッグにいれました。私はAmazonで売っていたビニール製の安価でコンパクトなこちら↓のボストンバッグを使いました。

  • 写真付き身分証明書

病院に到着した際に見せるIDです。私は運転免許証を持っていきました。

  • 保険証

提示する機会はありませんでしたが、必要だと思います。

  • proxy

proxyとは、私に何かあった時に、様々な判断を誰に託すかを記した紙です。産婦人科で事前に書いて確認してもらった後、原本を返却してもらい、持っていきました。提示する機会はありませんでしたが、必要だと思います。

  • 陣痛から退院までのtoDOリスト

陣痛が来てから退院するまで、どのタイミングでどちらが何をするかを時系列に細かくリスト化した表(例えば、病院に行く時にそれぞれ親に連絡をいれる、病院についたら夫が看護師にバースプランを渡すなどなど。)を事前に作成したもので、とても役立ちました。陣痛がくるとお互いパニックになりますが、この表のおかげで抜け漏れなく対応できたと思います。バースプランに書ききれなかった、お産の時にこういう状況になったらこういう処置をお願いする、といったこともここに書いておきました。

  • バースプランを書いた紙

複数枚持っていって、看護師の担当が変わるたびに渡して読んでもらいました。

  • 出産時用の服(こちら↓)

私が出産した病院では、出産時用に紙製のペラペラな服が用意されているのですが、かなり着心地が悪そうなので、自前で服を用意しました。条件としては、出産時に血が着くので、安くて汚れてもよく、また無痛分娩だったので、後ろ開きが可能であるもの、また出産直後に授乳するので前開きも可能であるものとなります。これのおかげでリラックスして過ごすことができました。

  • スリッパ(こちら↓)

これのおかげで病院内でリラックスして過ごせました。夫の分と合わせて2つ用意しました。

  • マスク

コロナ禍だったので、複数枚もっていきました。病院側にも用意がありましたが、つけ心地の良いものがあれば、持参したほうがよいかと思います。

  • 飲み物(ペットボトル飲料(但し、透明なもの)、ウィダーinゼリー)

コロナ禍で病院からの出入りが禁止されていたのと、病院では飲食物を頼める時間が限られていたので、持参してよかったです。無痛分娩では、麻酔投与後は基本的に飲食が禁止されているのですが、飲み物については透明なものであればよいとのことで、持っていったジャスミン茶とウィダーinゼリーは飲むことができました。陣痛が来てからはバタバタで、私の場合はすぐに病院に行くことになったので、何も飲み食いできておらず、この2つがあったおかげで出産を乗り切ることができました笑

  • 付添人の飲食物(ペットボトル飲料、インスタント食品、カロリーメイト、お菓子など)

上と同様に、付き添ってくれた夫も何も飲み食いできなかったので、飲食物を持参しておいてよかったです。

  • ブランケット

頼めば病院から提供されたのかもしれませんが、麻酔投与後、出産まで時間がかかったので、ちょっと寒いと感じた時にあって便利でした。夫の分と合わせて2つ用意しました。

  • 長めの携帯充電ケーブル

携帯を充電する際に長めのケーブルがあると、寝たまま充電&操作ができるので便利でした。

  • ハンドクリーム・リップクリーム

乾燥した時にあると便利です。

  • アルコールワイプ
  • ティッシュ
  • 髪ゴム

持っていったけど必要なかったもの

  • 延長コード

長めの携帯充電ケーブルがあったので、それで事足りました。

  • 携帯充電器

上と同様です。

  • 出産を乗り切るためのアイテム(テニスボール、スピーカー、アロマなど)

陣痛が来ている間は、夫に背中をさすってもらうのがとても効果的でテニスボールは必要ありませんでした。また、陣痛中は音楽を聞いたりアロマを嗅いだりする余裕はなく、麻酔投与後は逆にとてもリラックスできたので、これらを使う機会はありませんでした。バランスボールは病院側に用意がありました。

  • ペットボトルの飲み口につける、寝ながら飲めるストロー

ベッドは自動で起こすことができたのと、寝たままでも飲めたので、特に必要ありませんでした。

  • へその緒ケース

私の病院では、プラスチック容器にへその緒を入れて渡してくれました。また、受け取ったへその緒は、水で洗ってよく乾燥させてからケースに保管するので、病院にもってくる必要はありませんでした。

入院バッグ

出産後、泊まる部屋で使うもの。私はスーツケースにいれていきました。

  • 飲食物

上にも書きましたが、病院では飲食物を頼める時間が限られていて、更に時間帯によっては混んでいて中々来なかったり、あと味もイマイチだったので、持参していって本当によかったです。

  • 入院中の服

授乳用ブラジャー、授乳用インナー、授乳用の服、レギンス、靴下を入院日数分。

ブラジャーは、Motherhood Maternityのこちら↓を今でも愛用しています。165cm、53kg、Dカップですが(全て妊娠前の値)、Mサイズがちょうどよいです。

インナーは、授乳用ではないのですが、こちら、ユニクロのバレエネックのヒートテックは、下げるだけで胸がでるので楽ちんです。

授乳用の服は、Motherhood Maternityのこちらを今でも愛用しています。ボタンを外せば前がガバっと開くので特に手で抑える必要もなくて楽です。外出先では下から開くタイプや、脇が開くタイプの物の方が使えるかもしれませんが、室内ではこうしたタイプがオススメです。

レギンスは、ユニクロのMaternity用ヒートテックレギンスを持っていきました。産後、お腹はまだ少し出た状態なので、普通のものより、Maternity用の方が使いやすいと思います。

産褥ショーツ(↓上)と産褥パッド(↓下)は、病院から支給されると知っていたので持っていきませんでした。病院の産褥ショーツ(というより短パン笑)は使い捨てで、質はあまりよくありませんでしたが、産後は出血の量も多く、何度も漏れてしょっちゅう履き替えていたので、これでちょうどよかったです。

  • おしもの痛み止めスプレー(こちら↓)

これはアメリカのYouTuberの人が何人もオススメしていた商品で、おしもの痛み止めに使いましたが、かなり効果があったように思います。産婦人科医に訪ねたところ、1日4回、おしもに直接スプレーするか、おしもに触れるパッドやパックにスプレーして使用するとのことでした。

  • 円座クッション

切開していなくても、おしもがとっても痛んでいて、円座クッションのおかげで食事の時に椅子に座ることができました。

  • 授乳クッション
  • 乳頭保護クリーム

産後は乳首がまだ固く、授乳で赤ちゃんに吸われるたびにとても痛い思いをしました(産後1ヶ月にしてようやく痛まなくなったように思います)。授乳後の乳首のケアとして、Lanshinohのこちら↓のクリームを持参しました。

ただ、かなりねっとりしていて、授乳前にクリームを拭き取らないと赤ちゃんが辛そうで(ゲーゲー言ってました…)、代わりに病院でもらったMedelaのこちら↓のクリームを使ってみたところ、伸びもよくて、授乳前に拭き取る必要もなくとても使いやすかったです。

ただ、Medelaのこのクリームは、リニューアル前のもののようで、今後はなくなってしますかもしれません…。

  • ミニサランラップ

上の保護クリームを塗った後、クリームが落ちないように上からラップをしました。

  • ホットアイマスク

入院中は、赤ちゃんのお世話でまとまって寝ることはできないのですが(退院後も…)、産後の興奮状態で、隙間時間で眠りにつくためにホットアイマスクが役立ちました。

  • 戸籍謄本

入院中の手続きとして、出生証明書の発行申請書類を作成しますが、その際、父母の出生地等を書く欄があり、戸籍謄本を見ながら書くと、間違えることなく素早く書けて便利でした。もちろん、写真におさめてデジタルデータとして持っていくのでもいいと思います。

  • ノートパソコン

入院中は、赤ちゃんのお世話や書類手続きなどで忙しく、隙間時間を見つけて頑張って休む生活が始まるので、パソコンをいじる時間はあまりないのですが、赤ちゃんのお世話の仕方や、書類作成などで疑問がでたとき等、調べものがある時に便利でした。

  • 小児科の電話番号

これはものではありませんが、入院中、自分で次の小児科検診の予約を入れる必要があります。事前に通いたい小児科に問い合わせ、空き状況を確認し、予約の際の電話番号をメモしておくことをオススメします。

  • インファントカーシート

アメリカではインファントカーシートがないと退院させてもらえません。インファントカーシートはあまり長くは使わないので、うちではアメリカ版メルカリのようなOfferUpで探して中古で安く手に入れました。但し、製造されてからある年数以上経ったものは認めてもらえないので、購入の際は製造年を確認するようにしてください。

  • 退院時の私の服
  • 退院時の赤ちゃんの服

帽子、長肌着、カバーオールを持っていきましたが、長肌着とカバーオールは、サイズ50-60のものを持っていたのですが、それでもぶかぶかで、このまま帰るのなら、インファントカーシートで連れて帰った時に何か問題が起きても病院側では責任を取らないと言われました。サイズ50のものを持っていけばよかったです。それにしても、退院時のこの言いように、産後で情緒不安定な私はかなり傷つきました…。

  • サプリ

妊娠中から飲んでいる葉酸、DHA、ビタミンDは、産後も飲むために持参しました。サプリについて詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

  • 歯ブラシ
  • シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ
  • コンタクトレンズ・メガネ
  • (最低限の)化粧品
  • 夫の入院用品(ざっくりw)

持っていったけど必要なかったもの

  • おむつ・おしりふきシート

病院にあることは知っていたのですが、一応少しだけ持参しました。結局、病院のものを使ったので必要ありませんでした。赤ちゃんのお世話用品は基本的に全て病院側にあるので、退院時の服以外は必要なものはありませんでした。

  • 赤ちゃんの爪切り

アメリカでは経膣分娩の場合2泊しかしないのと、病院にやすりがあったので、爪切りは不要でした。

  • 着圧ソックス

私は産後にむくみはなかったので必要ありませんでした。

  • 骨盤ベルト

産後すぐは体中がどこもかしこも痛くて、骨盤ベルトをつけれる状態ではなく、必要ありませんでした。

その他、病院でもらえたものなど

  • おしも用アイスパック

おしもが痛むので、冷やすためのパックが病院から支給されました。産褥パッドの上にのせて使います。おしもに直接ふれるこちらのパックが実質血を吸収していました。ちなみにこのパックはamazonでも購入できます。

  • おしもの鎮痛パット

丸いペラペラの紙に鎮痛作用のある液体をしみこませたもので、上のアイスパックの上に前から後ろにかけて全体に4-5枚並べて使います。

  • おしもの洗浄ボトル

産後は痛くておしもをトイレットペーパーで拭くことができないので、病院から支給された小さなボトル(先端にいくつも穴が空いています)に温かい水をいれて、おしもに吹きかけて洗浄しました。

  • ミルク

産後直後は母乳の量も少なく(雀の涙でした…)、私はミルクを足したのですが、アメリカでは常温保存が可能で、開封して飲み口をセットするだけですぐにあげることのできるミルクがあり(こちら↓)、病院では頼めばいくらでももらうことができました。

CVSなどで購入すると60mlで2ドルほどする高価なものなので(まとめ買いすれば単価はもう少し安くなります)、入院中にせがんで沢山もらって持って帰りました笑

  • 乳頭保護器(こちら↓)

授乳で乳首が痛む時に、こちらを装着することでかなり痛みが軽減しました!産後直後はつけていても少し痛みましたが、乳首がだんだん柔らかくなっていくにつれて痛みもどんどんなくなっていきました。

 

以上になりますが、基本的に、最低限必要なものは病院に用意されているため、これらのものは入院生活をより便利に快適に過ごすためのものと考えて問題ないと思います。また、アメリカで経膣分娩の場合は2泊で入院期間も短いので、何か忘れたとしても、不便な思いをする期間は短く、どうにか乗り切れるかと思います笑 ただ、帝王切開の場合は4泊なので、緊急の場合も念頭に、服(特に下着類)は少し多めに用意してもよいかもしれません。

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まり
アメリカで2人の男の子を出産後、本帰国した30代。帰国後は4匹のコリーと子育て中。アメリカ・日本での妊娠・出産にまつわる情報を発信中。 好きなものは、犬・ミステリー小説・タイムトラベルもの。